山の裾野を一本の道路が走っています。
道の両側には田畑が広がり、農家が点在しています。
どこにでもありそうな、日本の山村風景です。
山の新緑にはまだ早く、木々は冬に葉っぱを落とした枯れ色のままです。
農家のあぜ道に生えている椿の蕾が、ちょっぴり赤く色付いて、春を待ち焦がれているようでした。
ここは滋賀県高島市拝戸。
おでかけば~ばの実家があります。
琵琶湖の西岸沿いを走る161号線から比良連峰の麓方面へ、10分ぐらい走ったところです。
紅白の梅が咲いた、美しい庭園がありました。
農作業の人
実家のおとなりのおねえさん?です。
椿のつぼみ
実家に咲いています。
水尾神社の祠
甥っ子が昨年夏に建てました。
白木の匂いが漂ってきそうです。
継体天皇がお生まれになった神社で紋は十六菊です。
水尾神社庭園
無料で見られます。
さらに山奥へと、車を走らせました。
時折すれ違う車は、街に向かうのでしょうか?
観光に訪れる車はありません。
山が間近まで迫って田畑の面積が狭くなり、道路の傾斜もきつくなってきました。
田んぼに水が張られ田植えが始まると、多くのカメラマンが集まるところです。
比良連峰に雪が残る今の時期に、訪れる人は誰もいません。
足元にフキノトウがひと群咲いていました。
畑の棚田
日本の棚田百選に選ばれています。
フキノトウ